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今日の残りのうち、本当に自分のものは何時間か

今日あと何時間あるかは、どの時計アプリでも分かる。その数字はほとんど役に立たない。かなりの部分がすでに「寝ること」に予約済みだからだ。それを使える数に変えるひと引き算と、補正後の数を読むようになると何が変わるかについて。

夜の九時。スマホは「今日はあと三時間」と教えてくれる。それは本当で、ほとんど役に立たない。十一時に寝るなら、その三時間のうち二時間はすでに予約済みで、手元にあるのは一時間だからだ。

この二つの数の差が、この記事の主題である。小さな算数で、賢いところは何もないが、その数字が何のためのものかを変えてしまう。

ひと引き算

生の数字は単純だ。今日の残り時間は、いまから零時までの時間。しかし零時にはあなた個人にとっての意味が何もない。日付が変わるタイミングについての取り決めであって、あなたはたいていその時刻に眠っている。

補正後の数には、あなたから一つ必要なものがある。いつ寝るかだ。就寝時刻と起床時刻が分かれば、今日の残りのうちどれだけが睡眠帯に入るかを出して、それを引ける。

Life Progress が行っているのはまさにこの計算で、メイン画面に出るのは三つめの数字だ。「今日の自由時間」と付いていて、その下に差し引いた睡眠が添えられている。生の「零時まであと何時間」はどこにも表示されない。補正後があるなら、前者を見る理由がないからだ。

時刻によって効き方がまるで違う理由

朝は二つの数字が近い。睡眠帯の大半が背後にあるからだ。午後もずっと近い。そして夜になると一気に開く。その開きこそが役に立つ部分だ。

就寝十一時・起床七時で例を出す。

最後のケースこそ持っておく価値がある。二十三時半に「今日はあと三十分」と言う時計は技術的には正しく、それを使い切るよう静かに促している。ゼロと言う数字は、もっと本当のことを言っている。いまあなたがすることは、明日から引かれている。

睡眠帯が「長さ」ではなく「二つの時刻」でなければならない理由

「毎日何時間寝ますか」と訊いて、その長さを引くこともできる。たいていの場合それは間違う。問題は何時間寝るかではなく、その睡眠がいまから見てどこに位置するかだからだ。十一時から八時間と、午前二時から八時間は、夜九時にはまったく違う答えを出す。

だから入力は二つの時刻で、長さはそこから落ちてくる。Life Progress では就寝と起床は時間の家計簿の画面にあり、睡眠の合計は入力ではなく導出される。零時をまたぐ場合も考えなくていい。就寝時刻を変えると、メイン画面の数字がすべて動く。

この数字が役に立つこと

三つ。役立つ順におおよそ並べる。

  1. 入るかどうかの判断。「二時間」と「一時間」は、「今夜これを始められるか」に対する別の答えであり、実際に使える量に合っているのは補正後のほうだ。
  2. 夜が来たことに早く気づく。自由な数字が一時間を切る瞬間は本当の境目で、しかも体感よりずっと早く来る。人はたいてい、残りの夜を「寝支度ぶん」だけ多く見積もっている。
  3. 夜更かしの代金を見えるようにする。自由な数字がゼロになってもまだ起きているなら、それは借りている。それを言葉にして置いておくのは、警報ではなく無視できる軽い合図であり、この件にはその強さがちょうどいい。

この数字が役に立たないこと

生産性の指標ではないし、あなたの予定を知らない。家に具合の悪い子どもがいる二時間は、二時間の自由ではない。この数字が引くのは睡眠だけだ。睡眠は、カレンダーを保守させることなく設定ひとつで分かる唯一の予定だからである。保守が必要なアプリは、使われなくなるアプリだ。

睡眠についての助言でもない。あなたの就寝時刻を目標ではなく事実として受け取る。二時に寝ると言えばそれを信じ、そこから計算する。それは遅すぎるとは言わない。それはこのアプリの仕事ではない。

「あとどれだけ」だけでなく「どこへ行ったか」も

残り時間の数字は、これからの数時間についての問いに答える。もっと居心地の悪い問いは、それ以外のすべての時間についてのもので、それには別の視点が要る。今日どう分かれているかではなく、二十四時間が普段どう分かれているか、だ。

Life Progress はそれを「時間の家計簿」として別に扱う。睡眠帯を決め、残りの時間を仕事・通勤・食事・スマホ・身支度のあいだで動かし、自分にしかない用事にはカテゴリーを足す。合計が一日を超えればそう言う。そして各カテゴリーは、残りの人生ぶんで値づけもされる。これは日あたりの数字よりはるかに鋭く、このサイトには専用の一本がある。

アプリなしでやってみる

この算数は頭の中でできる程度に小さく、何も入れないとしても一度はやる価値がある。

  1. 実際に寝る時刻を書く。寝るつもりの時刻ではない。
  2. いまからそこまでを引く。それが本当の残りの一日だ。
  3. 夜九時にもう一度やる。この数字が意外になり始めるのはその頃だ。
  4. 答えが、夜にやろうと言い続けていることより繰り返し小さいなら、問題は意志ではない。間違った数字を相手に計画していたのだ。

よくある質問

今日の自由時間は何時間残っているか、どう計算しますか?

いまから零時までではなく、いまから就寝時刻までを取ります。就寝が零時を過ぎるならそこまで数えます。計算はこれだけで、効いてくる唯一の入力は、寝るつもりの時刻ではなく実際に寝る時刻です。

なぜ「零時まであと何時間」ではいけないのですか?

零時は日付が変わることについての取り決めで、あなたとは関係がないからです。夜になると、零時までの時間の大きな割合はすでに引き受けた睡眠です。補正しない数字は、あなたがいちばん見そうなときにこそ、体系的に楽観的になります。

Life Progress は生の残り時間も表示しますか?

いいえ。表示するのは補正後のほうで、「今日の自由時間」と付き、差し引いた睡眠がその下に添えられます。補正なしの数字はどこにも出しません。それが助けになる判断が一つもないからです。

就寝時刻はどこで設定しますか?

時間の家計簿の画面で、就寝と起床の二つの時刻として設定します。睡眠の合計はそこから導かれるので食い違いようがなく、零時を過ぎてから寝る場合も正しく扱われます。

仕事や他の予定も差し引かれますか?

日あたりの数字では引きません。そこで引くのは睡眠だけです。睡眠は、保守されたカレンダーではなく設定ひとつで分かる唯一の予定だからです。仕事や通勤などは時間の家計簿のほうで扱います。あれは今日のカウントダウンではなく、一日ぜんたいの見取り図です。

いる場所を見て、通りすがりに印を残す

Life Progress は、今日・今週・今年・そして人生のなかでいまどこにいるかを見せます。今日の残りのうち本当に自分のものである時間、今年の残り日数と残りの週末、一マス一年で一生ぶんのマス目。ワンタップで印をつければ、その印がマス目に色をつけます。無料、アカウント不要、サーバーなし、通知なし、権限の要求もゼロ。

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